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2024.12.30お知らせ

今年も1年ありがとうございました!

物流という言葉には、どこか淡泊で情緒に欠ける響きがあります。
パレット、段ボール、ガムテープ、そしてコンピューター。

しかし、物流は現代社会の「隠れた心臓部」であることを忘れてはなりません。
心臓は目には見えませんが、血液が滞れば体全体が機能を失います。
物流も同じです。人々の日常を支えつつ、その重要性を主張しない控えめな存在です。

だからこそ、私たち物流業界も年末くらいは少しだけ自画自賛させてください。
この一年、ロジ・クムが扱った荷物の総量を思えば、その役割の大きさを改めて実感します。


2024年の物流を振り返って

2024年、物流は例年通り忙しく、例年通り困難を抱えた一年でした。
「24年問題」に端を発する人手不足、立ち並ぶ新しい物流施設、AIやロボティクスの加速――。
目まぐるしい変化が続く中、私たちの現場では「手作業」の温もりが光る瞬間もありました。

たとえば、システム障害でPCが止まったとき、人力で荷物を集め、梱包するスタッフたちの姿。
そこには、未来の技術にはない、不器用ながらも温かみのある人間らしさがありました。

「人間らしさ」とは何か。
そんな問いに、荷物を運ぶ手が静かに答えてくれる瞬間があったのです。


物流の役割――それは「つなぐこと」

物流の仕事は、単に荷物を運ぶだけではありません。それは「つなぐ」役割を果たしています。
荷物の背後には、目に見えない「想い」や「期待」が込められています。

☆誰かの日常を支える商品

☆誰かの夢を叶えるプレゼント

☆たとえば、大谷翔平選手からのサイン入りグローブ

これらを単なる「荷物」として扱うことはできません。
物流の社会的役割は、この「想い」を確実に、絶やさず届けることにあるのです。


課題と未来への挑戦

しかし、この一年を振り返ると、課題も浮かび上がりました。
効率化を追い求めるあまり、時には「温かみ」を置き去りにしてしまった瞬間もあったのではないか――。
速さや正確性にばかり目を向け、荷物の向こう側にいる「誰か」を思い描く時間が減ってはいなかったか――。

こうした課題は、年末という節目に真剣に向き合うべきテーマです。
物流の未来は、ただ速くなるだけでは不十分です。
速さの中にも、より多くの「温もり」を詰め込むことができるか。それが私たちの次なる挑戦です。


2025年に向けて――「未来を組む物流」を目指して

2025年、ロジ・クムが目指すのは、「未来を組む物流」です。
単なる作業ではなく、荷物に込められた期待や喜びを一緒に届ける物流。
私たちは荷物の重みを知っています。それが単なる物理的な重さではないことも。

その責任を胸に、また来年も倉庫の扉を開けていきます。


感謝の言葉を込めて

最後に――
ロジ・クムを支えてくださった皆さまに、心からの感謝を申し上げます。

この一年、私たちが動き続けられたのは、皆さまのおかげです。
来年もまた、新しい荷物、新しい期待、新しい未来を組み続けていきたいと思います。

物流とは「つなぐこと、組み上げること」。
つながることで社会は動き、業務を組み上げることで人々は笑顔になる――。

だからこそ、私たちは来年も変わらずこの仕事を続けていきます。

年末の静けさの中、もうすぐ始まる新しい一年に向けて――
再び「未来」を運ぶ準備を始めます。


新しい年が、天災や人災から遠く離れた、穏やかな一年となりますように。
そして、皆さまが心から微笑むひとときを過ごされることを願って――。